現代は、飽食の時代です。
世界のどこかではまだ飢餓に苦しむ人達もいます。
先進国では肥満が大きな社会問題にもなっています。
しかし、人類の歴史は、飢餓との闘いの歴史で
食べられる時に食べるというのが普通でした。
食べ過ぎや肥満が問題になるのは、人類の歴史上
例外的なことだとも言えるでしょう。
加齢と共に新陳代謝が低下するのに食欲に
任せて食べていては肥満になります。
適正な体重を維持することは、
日常の摂生と注意が必要です。
本来脂肪は人間にとっては必要なものです
。
エネルギーの貯蔵庫として運動に消費されますが、
過剰な在庫はエネルギーとして使われず
体重の増加となってしまいます。
肥満は、生活習慣病の中でもトップで
肥満になると一般的に短命です。
肥満では外見も悪くモテなくなります。
体重で膝、腰、心臓にも負担がかかり
時には歩行が困難にもなります。
肥満の人は、歯周病にもかかりやすいと
言われています。
肥満を防ぐためには食べ過ぎないこと、
早食いにならないことです。
良くBMIを指標とした肥満度の説明が
あります。BMIが22くらいが標準だとか。
しかし最近の調査では、多少BMIが高い
方が、つまりやや太り気味の方が
長生きすると言う結果も出ています。
やはり食べ過ぎないで適切な体重を
維持するようにしたいものです。