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PSAと生検

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前立腺肥大症の兆候があると8年くらい前に診断されてから

いくつかの泌尿器科医にかかりましたが、ほとんどの泌尿器科医は

PSAが4ng/ml以上の値を示すと当然のように生検が必要だと言います。

私は、偶々初期の段階で生検反対を強い自論とする泌尿器科医の話を

聞いて以来、生検はしないと決めていました。

 

PSAが4~10の値を示す場合、前立腺ガンなのか前立腺肥大や前立腺炎なのかは

判定できないグレイゾーンにあると言われます。グレイゾーンの範囲では、

前立腺ガンが発見される確率が25~30%あるようですが、もし前立腺ガンが

発見されなかった場合、「無駄な生検」が行われたと言うことになるのです。

 

もし、心配であれば自己の意思で生検を受けることも自由です。

自分の事なので自分の考えで決断するのが一番です。

 

PSAと言うのは、Prostate Specific Antigenのことで、前立腺特異抗原の略です。

主に前立腺ガンの腫瘍マーカーとして使われますが、グレーゾーンの数値が出た時が

悩ましいのです。

 

もしグレーゾーンの値が出て生検を実施するかどうか決めないといけなくなったら

他にも参考にできる指標があります。

★ PSA密度(PSA Density)

PSA値を前立腺の容積(肥大の大きさ)で割り算したものです。

PSA密度が低い場合、前立腺ガンではなく前立腺肥大症の可能性が考えられます。

★ F/T比

PSAの中には、タンパク質と結合したPSAと結合していない遊離PSAがあるそうです。

F/T比は、総PSAにある遊離(フリー)PSAの割合を出したものです。

F/T比が低い程、前立腺ガンの可能性が高いと考えられます。

 

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F/T比が25%以上であれば前立腺ガンの確率は8%程度になるようです。

私の場合もPSA値がグレーンゾーンでしたが、このF/T比が30%以上あったので

前立腺ガンの可能性は低いと診断されて、生検なしでTUEB方式で前立腺肥大症の

手術を受けることが出来ました。

 

泌尿器科医は、通常「無駄な生検を避ける」と言うことを余り考えないようです。

生検は、検査と言うよりもりっぱな手術であり、経営上の問題で生検をした方が

儲けるという考えがあるのかと、邪推もしたくなります。 もしグレーゾーンの

値が出たら、他の指標も参考にして自分の意思で生検をするかどうか決断してください。

 

PSAの血液検査は、どこの病院の人間ドックでもオプションとして検査が追加できます。

PSAだけ検査して欲しいと病院に行っても、まずは診察を受けなさいと言われて

余分なお金もかかるかも知れません。

 

PSAだけを調べたい場合には、郵送でPSAの血液検査ができるサービスがあります。

これは郵送で検査が出来て廉価でとても便利です。

検査キットは以下のようなものです。

CIMG0767

同封の採血器具で指を刺して、下に見える四つのマルに

血液を染み込ませます。丸の中に充分血液を染み込ませます。

ここで重要なポイントは、血液を染み込ませたら、直ぐに

返信用のビニールケースに入れるのでなく、血液が十分に

乾燥するまでしばらく空気に晒しておくと言うことです。

私は、初めてこれを使った時に採血後直ぐにビニールに入れたので

検査不可能と言うことでやり直しの連絡を貰ったことがあります。

注意書きがちゃんと書いてありましたが、良く読んでいませんでした。

 

このサービスを利用すると自宅に居ながら簡単にPSAの検査値を

知ることができますが、大事なことは、一回一回の検査値に

一喜一憂する必要はないと言うことです。

 

大事なことは、年に数回定期的に自分で検査をしながら、

PSAの検査値の推移を観察することです。あまり変化がないのか、

あるいは右肩上がりで検査値が上昇傾向にあるとか、検査値の変化を

良く観察することだと思います。急な上昇傾向が見られるようならば

専門医の診察を受けて対応を決めるようにするのが良いでしょう。

上記のサービスは、飽く迄も自宅でできる簡易検査で何回かやってみて

変化を観察する参考程度に考えてみてください。

最終的には医師の診断を受けてキチンとした治療方針を決めることです。

 

 

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