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前立腺肥大症手術体験記

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016年1月に長年の懸案であった前立腺肥大症の手術を受けました。
8年くらい前に前立腺肥大の兆候があると診断されてから
当初は数年間投薬療法を行ってきましたが、2012年頃から毎年の
人間ドックのオプションで行っているPSA検査結果が基準値の4.0を
オーバーするようになり、4.5→5.2→5.9と上昇傾向を示すようになり
いずれは手術をしなければならないだろうと覚悟をするようになりました。

しかし、ネットで検索したり、いろいろな泌尿器科医を受診してみて、
医師の間にもそれぞれ考え方の違いがあり手術方式も最近ではいろいろな術式が
存在していることを知りました。

そこで私は、手術を受けるに当たってふたつの前提条件を設定しました。
それは、1.生検を実施しない。 2.最新の術式を選択する。ということです。

まず、私の泌尿器科受診履歴と前述した前提条件の考えを持つに至った経緯を
簡単にまとめてみます。

① 通常多くの泌尿器科医は、PSAが4以上となると、
前立腺肥大症よりも前立腺がんの可能性を前面に出して
前立腺生検の必要があると決まった方程式(バカの一つ覚え?)
のように述べるのがほとんどでした。

8年間で7つの泌尿器科を受診しましたが、
5つの泌尿器科医では既定の方程式通り生検を薦められました。

その時点で私は、生検を提案する泌尿器科医院の受診を辞めて
別の泌尿器科医を探しました。

② 生検を受けないと言う考えを持ったのには、ある切っ掛けがあります

偶々初期の頃に受診した医師が泌尿器科学会でもマイノリティーの考えの医師で
「生検はすべきでない。」という自論を強く信じている方でした。

私は、その医師の説明を伺い、納得できると考えたので「生検はしない」という
方向で行くことを決めました。その医師は、生検はやらない方針でしたが、
手術方式が従来方式のTUR-Pで、私は、その術式は、受けたくないと考えていました。

その後も生検なしで前立腺肥大の手術をしてくれる医師になかなか出会えませんでした。

③ 前立腺肥大の手術方式には古くから実施されているTUR-Pというスタンダードの方式、
各種レーザーを利用した方式(PVP、HOLEP、HOLAP)さらに調べてみると
最近になってオリンパス社が開発した日本生まれの術式TUEBというものが
ありました。

それぞれのメリット、デメリット等を比較検討してみると個人的には、
TUEB方式が最適であると考え、この方式で生検なしで手術をしてくれる
泌尿器科医を探すことにしました。

④ 最終的に生検なしでTUEBを行ってくれる医師に出会えましたが、
一番驚いたのは、その医師が生検という言葉を一切口にしなかったことです。

余計なことを言うのを避けるため、その医師の生検に対する考えを聞くことは
しませんでしたが、診断のプロセスは、問診、血液検査(PSA 腎機能 肝機能)
そして超音波検査でした。

通常良く行われる医師が肛門から指を挿入して前立腺を触診する検査も
同医師は行いませんでした。

⑤ PSAは、2回検査してそれぞれ4.5と5.9でした。ここで生検が出てくるかと思っていたら、
同医師は、血液検査でF/T比という項目の検査を行い、このF/T比の検査結果から
「がんの可能性は低い」と説明してくれて、すぐ前立腺肥大の手術をすると
決定してくれたのです。

因みに私の前立腺肥大の大きさは、110mlでした。
普通はクルミ大の前立腺で正常値が20~25mlだと言われます。
同医師は、年に数例と言う大きさだと言っていました。

⑥ 従来のTURPでは、大きな前立腺では不向きとか、
術式によって大きな前立腺には適応できないものもあるようですが、
TUEBでは、大きな前立腺にこそ向いているというユニークな立ち位置で
大きいということが一切問題になりませんでした。

⑦ 手術と言えば誰でも嫌なモノです。痛い目に会うだろうとビクビクもします。
しかし、私が受けたTUEB方式の手術は、見事に痛みがほぼゼロでした。

腰痛麻酔も予想に反してまったく痛みはなく、一番痛みを感じたのが
手術前に行った右腕の点滴注射でした。

私は、痛みはほとんど体験しませんでしたが、
痛みの代わりに体験したのは、術後の尿道カテーテルの不快感
(痛みはなかった)、術後3日間ほとんど横になり安静状態で点滴を受けていたことが
多少体力的にしんどく感じたくらいでした。まあ贅沢な不満とも言えるでしょう。

結論として、前立腺肥大の手術方式としては、
経尿道的核出術(TUEB=Transurethral Enucleation with Bipolar)
身体への負担も少なく、前立腺肥大の大きさも一切関係なく
(どちらかと言うと大きい程やり易いようです)入院期間も短いという
メリットばかりで現存する術式では一番良い術式ではないかと思います。

 

詳細が続きます。。。。。。

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